PRP
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コンセプト
Concept手術でしか解決できなかった膝の痛みに新治療で挑みます。
当院ではPRP-FD、ACPの2種類のPRP療法を提供しています。
PRPとは、Platelet Rich Plasmaの略で、多血小板血漿のことです。
多血小板血漿は、血液中の血小板を濃縮して活性化したもので成長因子を多く含みます。
傷の治りを促進する成長因子が多く含まれるPRPは、私たちがもっている治癒能力や組織の修復能力、再生能力を引き出すと考えられています。
ご自分の血液を用いる安全治療
治療では、ご自身の血液から抽出した有効成分を使用します。このため、治療後に拒絶反応が起こるリスクは極めて低いです。
2021年4月からPRP-FDを開始
PRPの加工の工程を、加工施設に委託します。
このため採血から3週間の加工期間を要します。
12症例16関節に行い、このうち80%は高い効果が得られています。
PRP-FDは、Platelet Rich Plasma-Freeze Dryの略で多血小板血症を凍結乾燥保存したものを意味します。2022年12月からACPを開始
専用の遠心分離機を院内に設置し、採血したその日に再生医療が受けられます。
基本的に月1回で3回行うのが標準です。
また、2022年9月に再生医療提供機関および細胞を採取する医療機関として厚生労働省に許可を受けました。
- 特徴
- 多量の成長因子で自己修復機能を促進
- 自己血液を使用するオーダーメイド治療なので安全安心
患者様ご自身の血液をもとにした「成長因子」を使用するオーダーメイド治療のため、アレルギー反応等のリスクが少ないです。 - 手術をしない、関節内注射による治療
ひじ、ひざの関節内に注射器を使って注入する治療のため、手術の必要はありません。
- お勧めする人
- 変形性膝関節症でお悩みの方
- 関節炎と診断されて、様々な治療法を試している方
- 階段の上り下りで、膝に負担がかかる方
- 膝に違和感があるが、同じ治療法を続けて効果が得られない方
- スポーツで関節を痛めた方
- 手術に抵抗感がある方
*手術を行わない注射による治療のため、高齢の患者様でも受けることが出来ます。
治療の流れ
Flow1問診・診察
関節の痛みや違和感の程度、これまでに行ってきた治療についてお伺いします。
2採血
PRP-FDの場合
自己血液を約50ml採取し、専用キットを用いて再生医療センターに送付します。
この内10mlは感染症の有無を確認するために使用します。検査結果に問題がなければPRP-FDの作製を行います。
ACPの場合
自己血液を専用キットを用いて清潔操作で約15ml採取します。
3注射
PRP-FDの場合
再生医療センターで加工、フリーズドライ化したご自身の血小板由来の「成長因子」をクリニックで患部に注射します。
*加工には3週間かかるため、その間は必要に応じて従来の治療を行います。
ACPの場合
血液を遠心分離にかけ、ご自身の血小板由来の「成長因子」をクリニックで患部に注射します。
*採血から30分以内に関節注射を行います。
*基本的に月1回で3回行うのが標準です。
自費診療での治療となっており、健康保険は適用されません。
治療をご希望する患者様は、まず医師にご相談ください。
患者様に真摯に向き合って、最適な治療方法を一緒に考えさせていただきます。